たったひと言で凍結された気持ちが溶けた。

母を突然亡くした9年前、
お葬式や実家の片付けのため、福岡で約1ヶ月を姉と子ども達と過ごして
わたしは大阪に戻ってきました。

この道にいたるまで.No1記事↓
人生ってなんだろう?が始まった9年前。

大阪でのいつも通りの生活。
無意識だったけれど「早く日常に戻そう」とわたしは焦っていたように思う。

悲しんだり、後悔していたり、
寂しかった気持ちに寄りそうことなく
気丈にふるまっていた。

考えたら
母が倒れて福岡に行ったときから、、、

いや、小さな頃からわたしは
ショックが深すぎると、わんわん泣くというよりは
逆に、涙が出ず、こころが瞬間凍結してしまうので

徐々に、徐々に、
自分の気持ちに寄り添ってきた。

周りからは「弱音を吐かない」「自分のことを言わない」と
言われてきたけれど
自分の歩みで気持ちに寄り添っていただけで
言葉にならなかったのよね。。。

その瞬間に
泣く、助けを求める、頼れる人が羨ましかった。

気持ちは不安定でも、いつも通りを装い
元気(なよう)にわたしは日常を過ごした。

そんなある日、
体中が痒くなり、みるみるうちに全身が湿疹で覆われた。

花粉症? もともとあったアトピー?? なんかあたった???
くらいにしか思わず
病院に行き、薬をもらった。

けどもまったく治らず。

どんどん悪化していき
全身の湿疹から汁が滲み出てくる。。。
同時に咳がではじめる。。。

咳で眠れず
そして、
咳で夜中に吐く日が続き
病院に行っては、いろんな検査を受けたけども どこにも異常はない。

そのとき
メンタルだな、、、、と思った。

そして、
カラダも限界に近づいていると感じたわたしは
いつもどんなときも子ども達を診てもらっている
近所の町医者さんのところに駆けこんだ。

福岡から戻ってきて3ヶ月くらい経った頃だった。

先生は 最初にわたしの目をみて
「咳も痒みも、ずっと辛かったでしょう。」と言った。

その瞬間、わたしの目から涙が溢れた。
母の死から、
わたしは誰かに寄り添ってもらうことがなかったと思うから。

今思えば、気丈に振る舞っていたから
誰も声をかけなかったことはわかるのだけどね。

「辛かったでしょう」のひと言は、わたしの凍結された気持ちを溶かしていった。

周りは、少しでも元気にしようとしたり、、、
何も話さないことを 冷たいと言ったり、、、
当時の主人は、悲しいのはわかるけれど母親だから頑張ってくれと言ったり、、、

わたしはそんな周りの声に耳を傾け
自分の声を塞いでいた。

親の死は誰にでもあることだからと言い聞かせていた。

 

「辛かったでしょう」のひと言は、わたしにはとても大きかった。
そして、
嘘のように咳は鎮まり
湿疹は治っていった。

わたしの心で何が起きてきたのだろう?

落ち着いて、もう一度自分を見直したいと思ったから
わたしは心理学を学ぶことにした。




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4 Comments

トンタン

私も自分がそれ程深く傷ついている事が解らず耐える事が当たり前になっていた時酷い痒みの伴う全身じんましんに襲われめまいと動悸がおき更年期かなと色んな薬を試すも治らず今は心療内科通院しています。身体は正直で今でも時折症状が出ます。

返信する
中島 雅美

カラダは正直ですよね。
無意識だった自分に、気づきを与えてくれるとわたしは思います。
痒みって我慢することが辛いですよね。。。
それは逆に『我慢すること』について自分にメッセージを与えてくれていると思うのです。
わたしは我慢とはずいぶん仲良くやってきましたが、今は仲良くしなくていいと思っています。

返信する
吉田

Facebookから回り回って読ませていただきました。
私も6月に母を亡くし、大阪に戻ってからりんごろさんほどではありませんが、体調がずっとよくなくてメンタルクリニックにお世話になりました。(今も薬は飲んでいますが)
周りにもあまり話してないし、なんだか全部共感しました。主人も何も言わないし頼ることもできず。
そして、心理学を勉強しようとしだしているとこまで一緒でした・笑
思わずコメントしてしまいました。
失礼しました。

返信する
中島 雅美

わたしが経験上言えることがあるとするなら
周りのどの人のことより、自分の気持ちに寄りそうことを大切にしてみることをオススメします。
どんなときも自分の気持ちから逃げないで、つき合ってあげることをやってみて
初めて人に『寄りそう』ことができるのだと学んだからです。
これはカウンセリングという仕事でも、大きな軸となりました。

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