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敏感な部分。

私は北九州で産まれ
北九州でずっと育った。
そして
きっとずっと北九州で一生を終えると
何となく思っていた。

だけど
結婚し
旦那の仕事の関係上
大阪に来る事となった。

いつかは帰るんじゃないかと
まだ思っていた結婚当初。

だけど
子どもを育て
大阪で生活していくうちに
そんな気持ちは薄らいでいった。
そこには
生活の基盤(旦那の仕事ね)が大阪にある事
子ども達を通して大切な人達に巡り会った事
ここに来たから学べた事
そして
ここで生きて行くという自信が持てた事
全てが私を支えてくれてたから。

だけど私の心には
いつも故郷の北九州への想いはちゃんとあったのよね。
だから毎年帰っていたし
そこでの時間を大切にも思っていた。

だからさー
ちょっとした言葉に傷ついた事も沢山ある。
旦那が少し名の知れる仕事だというのも
あるのだろうけど
『幸せだろうからもう遠くに行った人の様な気がする』
『もう帰って来る事はないんでしょ?』
『帰りたいと思ってないでしょ?』
『こっちはいいよー、きっと大阪より』
『お母さんはきっと寂しかったと思うよ』
『旦那さんが有名でどんな気分?』
私は変わらずに友達だと思っている人から
たまに会える時間に
投げかけられる言葉。
悪気はないのも分かってたけど
もう少し違う風に言えないかなぁ?と感じる事も多かった。

故郷とは違う土地で
そこを一生の地と思えるまでの
気持ちや努力を誰も知らないし
知って欲しいとも思わなかったけど
友達であっても
簡単に何でも言うんだなぁと
歯がゆい気持ちはあったと思う。

だけど
ここ大阪では
転勤なんて当たり前。
故郷を離れ
親に頼らずに過ごしている人の方が
私の周りには多い。
だから
お互いに助け合いましょ!って
同じ気持ちの人が沢山いた。

親の側に住んでいるから
親孝行なんて
そんなもんじゃあないと思う。
子どもなら誰しも
親を思う気持ちは変わらないけど
自分の生活があってこそだもんね。
どれだけ自分の人生を歩いているか
それも
親孝行の一つだと思う。

一概には言えないよね・・・

私は敏感すぎるのかもしれないけど
それだけ
どちらの土地をも
大事に思っていたからなんだと
感じている。

でも
今は
そんな敏感な部分をも
分かって欲しいなんて
思わなくなった。

私が分かっていればいいやーって
そう思う。

これも長い時間が
私に与えてくれたものだと
思えるから。

誰がどう思っても
私が思う事の方が
私には大事だから。

そう教えてくれた
ここでの生活を
心から
感謝してもいます。

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